膠原病の症状と血液検査や名医とは?

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ようこそ「膠原病の症状-血液検査や名医-」のホームページへ!
私は「膠原病専門コンサルタント」の鳴川 宏という専門家です。

 

有名人が発症する事例も多くある「膠原病」。

 

病気の名前は聞いたことのある人が
多いのではないでしょうか。

 

しかし、実際にどのような症状が出る病気なのでしょうか?

 

難病といわれる膠原病は、
早期発見、早期治療が大切です。

 

そのための検査の中でも、
血液検査は欠かせないものとなっています。

 

また、このような難病の検査や治療するのなら、
名医の先生にしてもらいたいと考えるのものです。

 

そこで今回は、膠原病の症状や、
血液検査でどんなことが分かるか、
名医の先生はどんな人がいるのかを紹介します。

 

膠原病とは

 

膠原病とは、全身の

 

・血管
・皮膚

 

・筋肉
・関節

 

などに炎症が見られる病気の総称です。

 

症状はそれぞれに違って、さまざまな名前を持つ疾患があり、
障害が出る箇所も違います。

 

しかし、共通して見られる症状もいくつかあります。

 

・原因不明の発熱

 

・関節痛
・筋肉痛

 

・こわばり
・疲れやすさ

 

といった症状は、膠原病に共通して現われます。
これらの症状がある場合に、膠原病が疑われるのです。

 

膠原病の初期症状

 

膠原病の初期症状は、人によって
痛みがある人とない人がいるなど、差があります。

 

皮膚に症状が出る場合は、

 

・目のしたあたりのほほに赤い斑点ができる
・皮膚が硬くなる
・黒ずんだシコリが出来る

 

手の指先にでる場合は、

 

・手の指先が白や紫色になる(寒いところに行くとなる)

 

これは、血流が悪く血管への
血液が不足することによる症状で、

 

「レイノー現象」
(手足の指の皮膚に、冷感、しびれ、痛みを伴う現象)

 

と呼ばれます。
他にも、

 

・首や脇のリンパが腫れる
・顔や足がむくむ

 

・異常に口が渇く
・目がゴロゴロする

 

などの症状がでます。

 

これらの症状が全て当てはまらなくても、
あちこちに出始めたら一度医師に診てもらう必要があります。

 

膠原病の検査

 

膠原病の診断は、「厚生労働省が定めている診断基準」に基づいて行われます。

 

しかし、その基準に満たない軽症のケースや、
なかなか判断がつかずに膠原病の疑いがある、
という診断がされることも少なくありません。

 

具体的な検査としては、

 

・血液検査
・尿検査

 

・画像検査
・X線
・心電図

 

などの機能検査などの、
それぞれの症状にあわせた検査が行われます。

 

膠原病の特徴的な症状は、専門医であれば
問診と診察だけで判断でおおよそ判断が出来てしまいますが、
正しい判断をするためには様々な検査が必要となるのです。

 

この検査の中でも、血液検査は欠かせないものです。

 

血液検査自体の痛みは、血液を採取する時の針をさす痛みがあります。
しかし、その時の体調になどによっては、痛みとは別に、

 

・めまい
・貧血症状

 

を起こすこともあります。

 

また、検査では静脈血を採取してする臨床検査があります。
これにより、色々な情報を得ることができるのです。

 

特に、膠原病の早期診断には血液検査が欠かせないのです。

 

膠原病の血液検査

 

血液検査で調べることは、病気の原因となる炎症を見つけることです。

 

調べることは、

 

1.赤沈(赤血球沈降速度)

 

炎症がある場合、赤沈の数値は高くなります。

 

2.赤血球・白血球・血小板の成分検査

 

炎症がある場合、たんぱく質が陽性となります。

 

3.自己抗体があるか

 

膠原病の特徴として、「免疫異常」があります。
この原因となる自己抗体の有無や種類を診断できます。

 

4.血清生化学検査

 

この検査では、

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・血清補体価
・筋原性酵素
・腎臓機能検査

 

などの内蔵機能を調べる物質を判定します。
膠原病の検査で必ず行われる血液検査。

 

患者の病気の状態を知るために、欠かせないものなのです。

 

膠原病の症状

 

膠原病は、さまざまな疾患があります。
中でも患者が多く、特定疾患にも指定されている疾患があります。

 

1: 全身性エリテマトーデス(SLE)

 

日本で2〜4万人の患者がいると言われる疾患です。

 

男女比は1:9と女性に非常に多く、
15歳〜65歳に発症が多く見られます。

 

特徴的な症状として、鼻を中心として
目の下の両頬の部分が赤くなる「蝶形紅斑」がみられます。

 

全身の症状としては、発熱・倦怠感
体重減少・レイノー現象などがみられます。

 

また、強い紫外線によって皮膚に異常がおこる
「日光過敏症」が発症しやすくなります。

 

長時間の直射日光などには充分な注意が必要となるのです。

 

2:悪性関節リウマチ(MRA)

 

一年で受療患者は約4000人います。
男女比は1:2です。

 

60歳代に多く診断され、慢性関節リウマチよりも
男性患者の比率が高い傾向にあります。

 

主な症状は、筋痛・筋力の低下・間質性肺炎などです。
この他にも、全身の血管炎に基づく症状が急激に現われることが多いです。

 

3:強皮症(PSS)

 

30歳〜50歳代に発症しやすく、
70歳以上の高齢者でも発症することがあります。

 

男女比は1:9で、女性が非常にかかりやすい病気といえます。

 

この患者の90%が、
初期症状としてレイノー現象を持っています。

 

主な症状は、発熱・皮膚の強ばり・関節痛です。
内臓系の症状として、食道や肺が硬くなることがあります。

 

4:多発性筋炎(PM)

 

日本では男女比が1:2で、あまり男女の差がないです。

 

この病気を発症する年齢は、
5歳〜14歳小児期と35歳〜64歳の
成人期の2つの時期があります。

 

発症数は、小児期よりも成人期のほうが多いです。

 

小児期には皮膚に紅斑が出る
皮膚炎(DM)が多いとされています。

 

症状は共通して、筋力の低下・疲れやすい
筋肉が痛いというものが現われます。

 

肺に炎症が起きたり、心臓の筋肉が障害されたりすると、
不整脈や心不全を引き起こすそれがあります。

 

5:大動脈炎症候群(TA)

 

全国に約5000人の患者がいます。

 

男女比は1:9で女性に非常に多く、
中でも15〜35歳の若い女性に発症が多いです。

 

大動脈や、大きな血管に
炎症が生じる原因不明の血管炎です。

 

血管に炎症が生じると、脳や心臓、
腎臓といった重要臓器に障害が出ます。

 

症状としては、めまい・立ちくらみ
歩行困難などがあらわれます。

 

膠原病の名医

 

膠原病にも、名医といわれるドクターが、全国にいます。

 

・河合眞一医師(東邦大学医療センター大森病院)

 

膠原病の中でも、リウマチの疾患を専門としています。

 

彼がセンター長を勤める当センターの
リウマチ専門の和解ドクターや研修医に、
基礎知識から新しい情報を含めたリウマチについて教育しています。

 

診療だけでなく、学術活動にも
積極的で研究もしっかりと行っています。

 

TV番組でも紹介された名医です。

 

・高崎芳成医師(順天堂大学医学部付属順天堂医院)

 

順天堂大学付属の順天堂越谷病院の院長。

 

医学研究科としては、
特任教授として活動しています。

 

膠原病、リウマチ性疾患、臨床免疫学、
自己抗原・自己抗体の専門医です。

 

「50人の名医」で名前が挙がった名医です。

 

・山本一彦医師(東京大学医学部付属病院)

 

日本免疫学会の理事を務めるドクター。

 

膠原病による免疫システムの異常を解明し、
調節機構を応用して臨床に役立てることを目指して治療をしています。

 

自己免疫疾患のエキスパートです。

 

このように、膠原病とは、
様々な症状が人それぞれ起こるものなのです。

 

しかし、その検査や治療には血液検査は
重要な役割を果たしており、
避けては通れないものとなっています。

 

また、名医はこの他にも多数存在しているので、
是非一度調べてみてはどうでしょうか?

 

早期発見・早期治療が重要な膠原病。

 

「もしかして?」

 

と感じたら、放っておかずに病院を受診してくださいね!

 

・・・というわけで、あなたもこのホームページの
記事を読んで「膠原病」について、
私と一緒に学習しましょうね!

 

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