膠原病の症状で子供の時とは?

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ここでは、「膠原病の症状で子供の時」についてお話します。

 

膠原病とは、難病に指定された病気で、
女性に多いことで知られています。

 

この膠原病は、実は子供でも
なりうる病気というのを知っていますか?

 

子供がかかる膠原病は、
ただ単に大人と同じ症状がでるとは限りません。

 

そこで今回は、子供の膠原病の症状について紹介します!

 

小児膠原病の原因

 

原因は、大人の膠原病と同じで分かっていないのが現状です。

 

膠原病とは、自己免疫疾患という
自分で持っている免疫機能が、
自分自身の細胞を攻撃してしまうものです。

 

そこまでは分かっているのですが、
何故その様な疾患がおこってしまうのかは、
解明できていないのです。

 

また、膠原病に遺伝は関係ないとされています。

 

しかし子供の発症例の中には、
一覧性双生児を含む家族間での発症率が高く、
遺伝的要素もある程度関わると考えられています。

 

何か一つの遺伝子が原因というのではなく、
ある要因を持った人がある環境にさらされると
発病しやすくなると言われているのです。

 

小児膠原病の症状

 

大人の膠原病と同じく、
小児膠原病も複数の疾患の総称です。

 

小児膠原病とされる疾患は、

 

・若年性突発性関節炎

 

炎症を起こし関節痛がする疾患。
以前は若年性リウマチと呼ばれていた。

 

・全身性エリテマトーデス

 

全身の臓器に炎症が起きる疾患。

 

・若年性皮膚筋炎・多発性筋炎

 

筋肉と皮膚に炎症が起こる疾患。

 

・混合性結合組織病

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血管病変や炎症病変、皮膚硬化や肺線維症を引き起こす疾患。

 

・シェーグレン症候群

 

腺細胞から分泌物の料が低下することにより、目や口が乾燥する疾患。

 

・ベーチェット病

 

主に口腔粘膜、皮膚、眼、外陰部の
4つに炎症などの症状が現われる疾患。

 

などです。

 

大人がかかる膠原病は、
全て子供でも発症することがあります。

 

これらの症状は、大人よりも重く、
膠原病と病名がつくのも大人より早いです。

 

小児膠原病の治療

 

小児膠原病の治療は、大人よりも難しいです。

 

というのは、使える薬の種類も
量も限られてくることがあるからです。

 

治療に欠かせない薬には、
副腎皮質ホルモン(ステロイド)や
免疫抑制剤があります。

 

これらの薬は、症状を抑えるために
必要な反面、副作用が大きいものです。

 

そのため、成長期の小児には大人以上に
考えなければならない点が多いのです。

 

薬は主に内服が使用されます。

 

しかし症状が重い場合には、パルス療法という
大量のステロイドを点滴する方法がとられることがあります。

 

このように、子供であっても
大人と同じように膠原病の症状が出ます。

 

しかも、年齢が低いほどに重症化しやすい病気です。

 

成長期の子どもの体を考えながら、
慎重に治療をしていくことが大切ですね!

 

・・・というわけで、あなたもこのカテゴリーの
記事を読んで「膠原病の症状関係」について、
私と一緒に学習しましょうね!

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