膠原病は何科の病院に行くの?

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ここでは、「膠原病は何科の病院に行くのか」についてお話します。

 

「風邪が長引く…」

 

「いつもと何か違う気がする…」

 

と感じた時、もしかしたら膠原病かもしれない、
と考えるのではないでしょうか。

 

膠原病は早期発見が大切です。

 

しかし、病院を受診しようにも
どの科を受診したらよいか
分からない方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、膠原病は何科の
病院を受診したらよいかを紹介します。

 

1:症状から選ぶ

 

膠原病かもしれない、と考えて受診をする場合、
まずは症状から診療科を選ぶのが一般的です。

 

・微熱が続くようであれば内科
・発疹であれば皮膚科
・関節痛なら整形外科

 

というように症状から選びましょう。

 

そこでしっかりと検査を受けることで、
膠原病であるかないか
振り分けられることになります。

 

また、膠原病かどうか気になっているのであれば、
その旨を医師に伝えるのも良いでしょう。

 

膠原病は、診断が難しい病気ではありますが、
診断基準は広く知られている病気です。

 

膠原病の専門医でなくても、
ある程度は病気の判断を下すことができるのです。

 

2:専門医のいる医療機関

 

検査や診断の結果、
膠原病の疑いがある場合には、
専門医の受診をすすめられます。

 

専門医のいる医療機関を教えてもらったり、
可能であれば紹介状を書いてもらいましょう。

 

一般に、膠原病の専門は、
内科の中の膠原病科、リウマチ科、リウマチ内科などです。

 

通院可能な範囲にこうした科を
設けている医療機関がある場合には、
直接そこを受診すると良いでしょう。

 

初めて専門医を受診する時には、
症状や今までの病歴、家族歴を
まとめておくと伝えやすいです。

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・いつから、どのような症状がでたか
・きっかけは何か(あれば)
・症状はどのように変化していったか

 

・今も継続しているか、自然に消えたか
・これまでの病歴
・現在治療をうけて服用している薬はあるか

 

・妊娠の経歴の有無
・家族に膠原病の患者はいるか

 

・食品や薬にアレルギーはあるか
・ペットは飼っているか

 

などをまとめておきましょう。

 

膠原病の専門医を探す方法

 

膠原病の専門医を探すには、
まず膠原病内科やリウマチ科などの
専門診療科がある病院がおススメです。

 

膠原病は合併症をはじめ、
臓器障害を起こすので、
あらゆる角度からの治療が必要となってきます。

 

そのため、膠原病の専門医がいる
総合病院や充実した検査設備などが
整っている医療機関を受診すると安心です。

 

また、膠原病の専門医を見つけるのに
インターネットで検索するのも良いでしょう。

 

通院しやすい、アクセスの良い病院や、
医師の情報を事前に調べることが
できるので参考にできます。

 

日本リウマチ学会や日本リウマチ財団の
ホームページからも調べることができます。

 

さらに、国で認めた「特定機能病院」というものあり、
全国で84病院が承認されています。

 

これらの病院は、高度の医療提供、
高度の医療技術の開発、高度の医療に関する
研修を実施する能力などを備えた病院です。

 

より安心して受診できるでしょう。

 

このように、膠原病を疑った場合は、
その症状から受診する病院や科を選ぶとよいでしょう。

 

検査を行って、膠原病の疑いがあれば
専門機関につなげてくれます。

 

もちろん近くに専門医があれば、
最初からその専門機関を受診してもかまいません。

 

迷う必要はありません。
きちんと病院で診断してもらいましょうね!

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