膠原病で検査入院する時とは？
ここでは、「膠原病で検査入院する時」
についてお話します。
膠原病とは、様々な病気の総称です。
この病気の初期症状として、
風邪などとも
間違われやすいものがあります。
そのため、自分では
「ただの風邪が長引いている」
と考えているものが、
膠原病の可能性もあるのです。
医師が膠原病の疑いがあると
判断した場合には、検査を行います。
しかし、この検査が入院を
必要とされた場合、入院期間や
結果が出るまでの期間など、
気になるところではないでしょうか？
そこで今回は、膠原病の
検査入院について紹介します。
膠原病とは
膠原病とは、様々な病気の総称です。
具体的には、
・全身性エリテマトーデス
・全身性硬化症
・皮膚筋炎
・関節リウマチ
・リウマチ熱
・結節性多発性動脈炎
などの古典的膠原病に加え、最近では
・リウマチ性多発筋痛症
・側頭動脈炎
・多発性筋炎
・シェーグレン症候群
・混合性結合組織病
・重複症候群
・アレルギー性肉芽腫症
・ウェゲナー肉芽腫症
なども含まれるようになりました。
膠原病の検査入院の期間
膠原病の検査は「膠原病 検査方法」
でもお話したように、
・血液検査
・画像診断
・生検
などを主に行います。
これらの検査結果から、
より詳しく検査をする必要が
ある場合には、検査入院を
する場合があるのです。
また、膠原病の疾患の症状が
あまりにもひどい場合にも
検査入院でじっくり
検査をすることになります。
入院期間は、病状など人それぞれ
個人差があるため、一概に
どれくらいの期間だ
と言うことはできません。
早い人では1週間前後、
病状がひどくて様々なことを
調べる場合には
数ヶ月かかる場合もあるのです。
「自分が膠原病ではないか？」
と疑う時には、まずは「膠原病科」や
「リウマチ科」などの
専門外来を受診します。
膠原病は
「早期発見、早期治療」
が重要です。
専門の医師にきちんと診てもらい、
適切な検査や診断をして
もらうことが大切なのです。
入院中に注意する点としては、
膠原病は
「免疫の働き」
で起こるものが多いため、
他の人から病気の感染を
予防することも必要となります。
検査結果が出るまでの期間
膠原病の検査入院といっても、
患者一人ひとりで症状が違います。
そのため、検査自体がそれぞれ違い、
入院期間も検査結果が出るまでの
期間もそれぞれ変わってくるのです。
検査の結果、更に詳しく調べる
必要が出てくる場合もあるので、
入院期間が変更することもあります。
結果が出るまでの期間は、
人それぞれなので、気になる場合には
主治医におおよその期間を
確認すると良いでしょう。
このように、膠原病の検査入院の期間や、
検査結果が出る期間は
症状などによって様々なのです。
個人差があるので一概には言えないのです。
特に入院期間は、検査結果によって
長くなることも予想されます。
もし気になる場合には、
主治医に確認をすると良いでしょう。