膠原病で血液検査の日数とは?

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ここでは、「膠原病で血液検査の日数」についてお話します。

 

関節痛や筋肉痛、微熱など様々な症状が現われる膠原病。

 

このような症状が出たり、続いた時は、
もしかしたら膠原病かもしれないと
不安になるのではないでしょうか。

 

膠原病は早期発見が重要なため、
不安に感じたらすぐ検査をうけることが大切です。

 

その検査の中でも、
血液検査は大切なものとなっています。

 

しかし、血液検査を受ければすぐに結果がでるのか、
不安な日々を何日も結果を
待たなければならないのか、分かりませんよね。

 

そこで今回は、膠原病の血液検査の結果に要する日数や、
その他の検査などを紹介します。

 

血液検査の内容

 

膠原病の血液検査では、

 

・赤血球、白血球、血小板の数
・CRP
・自己抗体

 

を調べます。

 

白血球が多ければ、どこかで炎症が
起きている可能性があると判断できます。

 

赤血球が少なければ、体内で長期間
炎症が続いている可能性があります。

 

血小板は炎症性要素の強いリウマチの場合に
増加していることが多いもので、
病状によって増減します。

 

このような特性から、膠原病の可能性があるかどうか、
どのような膠原病の可能性があるのかを調べるのです。

 

また、CRPは血液中の免疫に関わる
たんぱく質で、体内の炎症を現すものです。

 

通常は0.3以下と低い値なのに対して、
軽度の炎症は0.3〜1、中度は1〜10、
重度になると10以上の値となります。

 

自己抗体とは、自分を攻撃してしまう抗体で、
正常な人には無いものです。

 

血液検査ではこの自己抗体の有無や、
種類を調べるのです。

 

自己抗体の種類によって、
どの種類の膠原病なのかを詳しく診断できます。

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血液検査から結果までの日数

 

結果までの日数は、患者の状態や
病院によって違いがあります。

 

しかし一般的には、白血球・赤血球・血小板の検査や
CRPの検査だけであれば、
当日に結果が分かる場合が多いです。

 

ただし、膠原病が疑われて、
自己抗体の検査を行った場合は、
結果がでるまで1週間程度かかります。

 

その他の検査

 

膠原病の検査には、血液検査以外の
主な検査として、画像診断や生検の検査があります。

 

・画像診断

 

膠原病は、様々な臓器に炎症を起こすので、
胸部や腹部などの内臓のチェックを行います。

 

]腺検査では、胸部や腹部など
必要に応じた箇所をX線で検査します。

 

また、超音波検査は、主に心臓検査で用いられる他、
腎臓などの臓器や血管の状態を
みるために用いることもあります。

 

・生検

 

発疹が出ている場合、
皮膚の一部を切り取って、
その状態をみる検査をします。

 

また、この二つの検査の他にも、
尿検査や胃・腸の透視、
心電図などの検査を行うこともあります。

 

このように、膠原病の血液検査の結果は、
当日〜1週間程度で出ます。

 

しかし、膠原病は様々な症状や疾患がでるものです。

 

血液検査の結果だけで診断できず、
その他の様々な検査と総合して
診断することがほとんどです。

 

そのため、あまり結果を急がないように
心に留めておくようにしましょうね!

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