膠原病は遺伝するの?

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ここでは、「膠原病は遺伝するのか」
についてお話します。

 

膠原病は、いまだに原因が
解明されておらず謎の多い病気です。

 

多くの人が
悩まされているのが現状です。

 

そんな膠原病を患ってしまった、
親族が発病してしまった場合、
遺伝するか気になるのではないでしょうか?

 

また、親族に膠原病患者がいた
場合の発症の確率は高くなるのか
知りたいですよね。

 

そこで今回は、膠原病は
遺伝するのかどうかについて紹介します。

 

膠原病の原因

 

膠原病の原因は、現在も解明されていません。

 

しかし、原因解明のために
研究が活発に行われています。

 

その中で現在、原因の一部として
考えられている要因がいくつかあります。

 

その要因とは、

 

・遺伝
・ストレス

 

・紫外線
・感染症

 

などが挙げられます。

 

「ストレス」の要因としては、
ストレスや疲れをかんじることにより、

 

自分の免疫系が乱れてしまう
確率が高くなるからです。

 

対策としては、睡眠時間を
しっかりと確保し、健康的な
食生活を送ることが、

 

免疫系を強くし体調を
整えることに繋がります。

 

「紫外線」の要因としては、
詳しいメカニズムまでは
解明されていませんが、

 

ほぼ膠原病の原因であるだろうと
いわれています。

 

皮膚に紫外線を多く
浴びることによって、

 

免疫系になんらかの
異常が生じてしまうようです。

 

「感染症」の要因としては、
ウイルスや細菌が体内に入ると、
免疫系が働いてそれらを攻撃してくれます。

 

しかし、何らかの誤作動が生じて
異物を対象していた免疫系の攻撃が、

 

細胞などの成分を攻撃の
ターゲットに変えてしまうのです。

 

感染症にも様々な種類があり、
それぞれによって膠原病が
誘発される確率も異なってきます。

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この分野はまだ、研究途上の階段で
詳しくは明らかになっていませんが、

 

感染症が原因と言う事は
分かっているようです。

 

膠原病の遺伝の要因

 

実は、膠原病自体が遺伝する確率は
ほとんど無いといわれています。

 

しかし、

 

「膠原病になりやすい」

 

体質は遺伝します。

 

両親や兄弟などの親族が
膠原病になった事がある場合は、
注意が必要です。

 

遺伝の影響を対策することはできません。

 

もし膠原病の初期症状が現われて、
親族に膠原病の方がいる場合は、
発症している確率が高いです。

 

すぐに病院に行くようにしましょうね。

 

膠原病と遺伝の研究結果

 

膠原病の発症理由はいまだに不明です。

 

いまのところ、膠原病の1つである

 

「全身性エリテマトーデス」

 

での研究結果としては、

 

「一卵性の双子のひとりが発症した時、
もう1人も発症する確率」

 

は、約25%と報告されています。

 

このことから、
全身性エリテマトーデスにおいては、

 

・遺伝もひとつの要因である

 

・遺伝以外の条件(日常生活の環境、環境要因)

 

が大きな原因となると考えられています。

 

このように、膠原病という病気自体が
遺伝するわけでは無いのです。

 

しかし、膠原病にかかりやすい
体質は遺伝します。

 

もし親族に膠原病の患者がいて、
初期症状がみられる場合には可能性があります。

 

速やかに病院に行くようにしましょうね。

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