膠原病でsleの寿命とは?

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ここでは、「膠原病でsleの寿命」
についてお話します。

 

膠原病は、共通の特徴を
もった疾患の総称です。

 

難病とされていて、
原因不明のため治療法が
確立されていない病気です。

 

そんな膠原病を患ってしまった場合、
寿命は短くなってしまう
イメージが強いのではないでしょうか。

 

どの位生きられるか、
気になるところですよね。

 

そこで今回は、膠原病の中でも
代表的な疾患のひとつである
sleの寿命について紹介します。

 

膠原病sle

 

sleとは、

 

「全身性エリテマトーデス」

 

のことです。

 

全身の様々な場所、臓器に多彩な
症状を引き起こす疾患です。

 

代表的な症状としては、

 

・蝶型紅斑点
・発熱

 

・全身倦怠感
・関節痛

 

・移動性の関節炎
・日光過敏症

 

・口内炎
・脱毛
・臓器障害

 

などが挙げられます。

 

原因は今のところ分かっていませんが、
免疫の異常が考えられています。

 

発症は圧倒的に女性に多く、
特に20〜40歳代に多いとされています。

 

sleの寿命

 

以前は不治の病とされ、
発病したら数年で亡くなる方も
多かったsle。

 

しかし、近年では
膠原病 平均寿命
でもお話したように、

 

ステロイド治療によって
生存率が劇的に上がりました。

 

とは言っても、平均してどれくらい
生きられるかは分かっていないのが現状です。

 

全身性エリテマトーデスは、
難病でありデータを取るのが
難しい病気です。

 

そして、ステロイド治療が
一般的になったのはごく最近のため、

 

平均所妙を出せるだけの
データがまだ無いのです。

 

寿命としては現在、
5年生存率が95%以上となっています。

 

普段の生活に気をつけて
過ごしていれば、

 

あまり寿命をきにしなくても
大丈夫なのです。

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sleは疲労しやすい体質なので、
無理はしないで適度に休みながら、
仕事や家事をこなしていくことが大切です。

 

sleの治療方法

 

全身性エリテマトーデスの治療法は、
ステロイド治療が一般的です。

 

炎症を抑えることのできる

 

「ステロイド」

 

という薬を使用するのです。

 

このステロイドは、
sle以外の病気の治療でも
使われています。

 

sleで比較的症状が軽い場合は、
1日15〜30mgのステロイド剤を

 

服用して、様子を見ながら
徐々に薬を減らしていきます。

 

sleの症状が重い場合は、
それよりも多いステロイドを
使用する必要があります。

 

しかし、量が増えればそれだけ
薬の副作用が出やすくなります。

 

副作用の代表的な例としては、

 

・ムーンフェイス

 

…ステロイドを長期間服用する事によって、
顔に脂肪がつきやすくなり
丸顔になってしまう症状です。

 

・骨粗しょう症

 

…骨がもろくなってしまう症状です。

 

・うつ状態

 

…不安に駆られて気分が
 落ち込んでしまう症状です。

 

などが挙げられます。

 

sleの症状がさらに重篤な場合には、

 

「ステロイドパルス療法」

 

が行われます。

 

これは、ステロイドの点滴による治療で、
劇的な効果が見込まれる
治療法となっています。

 

少量ずつ行う内服薬の
ステロイドとは違い、

 

3日間にステロイド薬を
大量に点滴する治療法です。

 

短期間の治療であれば、
副作用もほとんどないと
いわれています。

 

このように、sleの寿命は
ステロイド治療のおかげで
劇的に延びているのです。

 

一方でステロイドは効果がある分、
副作用もあります。

 

医師の指示に従って、
きちんと治療を行うことが
大切となるのです。

 

膠原病でも生きられます。
きちんと治療をしていくようにしましょうね!

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