膠原病の遺伝の確率とは?

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ここでは、「膠原病の遺伝の確率」についてお話します。

 

膠原病を患った場合、家族も
いつか発病するのではないか、
という不安を感じますよね。

 

また、自分と血の繋がった人に
膠原病を患う人がいた場合も、

 

「いつか自分も…」

 

と不安になるかもしれません。

 

膠原病の原因が遺伝によるものであった場合は、
どの程度の確率で発症するのかも
知りたいところではないでしょうか。

 

そこで今回は、膠原病が遺伝する確率について紹介します。

 

膠原病の原因

 

膠原病は、いまだに謎の多い病気です。

 

現在、この膠原病を
解明するための研究が活発に行われています。

 

そのなかで、原因の一部として考えられている要因は、

 

・ストレス
・紫外線

 

・感染症
・遺伝

 

があげられています。

 

原因1.ストレス

 

ストレスは、自分の免疫を乱してしまう確率を高めます。

 

そのため、ストレスを感じることで、
自己免疫障害である膠原病につながってしまう
可能性があると考えられているのです。

 

対策としては、睡眠時間をしっかりとって、
健康的な食生活を送ることで免疫を強くし、
身体の調子を整えることが大切です。

 

原因2.紫外線

 

紫外線は、ほぼ膠原病の原因であろう、
と研究結果から明らかになっている要因です。

 

詳しいメカニズムはまだ解明されていませんが、
皮膚に紫外線を多く浴びることで、
免疫系になんらかの異常が生じてしまうのです。

 

対策としては、外出する時は日焼け止めを塗り、
帽子をかぶる、日傘をさすなどして、
直接日差しに当たらないようにすることが大切です。

 

原因3.感染症

 

ウイルスや細菌などからの感染症も、
膠原病を誘引するものの一つとして考えられています。

 

普通、ウイルスや細菌が体内に入ると、
自分の免疫が働いて攻撃をしてくれます。

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しかし、何らかの誤作動が生じると、
異物を対象としていた免疫が自分自身の
細胞などをターゲットに変えてしまうことが分かったのです。

 

感染症が、この誤作動を招く
原因となっていることが分かってきています。

 

もちろん、感染症にも様々な種類があって、
それぞれに膠原病を誘発する確率は異なります。

 

対策としては、もし感染症にかかったら、
医師の指示に従って膠原病を誘発しないように
対策することが大切です。

 

原因4.遺伝

 

そして、原因の一つとして考えられている遺伝。

 

実は、膠原病自体は遺伝する
確率はほとんど無いといわれています。

 

しかし、

 

「膠原病になりやすい体質」

 

というのは遺伝します。

 

そのため、両親や兄弟といった親族が
膠原病を発症した場合は、
まだ発症していなくても注意が必要です。

 

対策としては、遺伝の影響のため、
事前に対策することはできません。

 

もし万が一、自分に膠原病の初期症状が現われていて、
親族にも膠原病の患者がいる場合には、
発症している確率が高いです。

 

すぐに病院を受診して、
検査をすることをおススメします。

 

このように、膠原病は遺伝する病気ではないのです。

 

その一方で、

 

「膠原病になりやすい体質」

 

というものは遺伝します。

 

親族で膠原病を患っている方がいる場合には、
発症する確率はあると考える必要があります。

 

そして、初期症状とみられる症状が出た時は、
すぐに病院を受診するようにしましょう。

 

膠原病は、早期発見もとても大切です。

 

「遺伝の心配はない」

 

と安心せずに、
きちんと身体の変化を敏感に感じて
生活していきましょうね。

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