膠原病で下痢が続く時とは?

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ここでは、「膠原病で下痢が続く時」
についてお話します。

 

膠原病はいくつかの疾患を
まとめた総称であり、それぞれの

 

病気によって症状は異なるものの、
共通の症状もあります。

 

膠原病では、自己免疫機能の異常が
多くみられ、本来であれば自己防衛の
ために働くための免疫が

 

自分の体内で組織を異物と判断して
攻撃してしまい、そのために各所で

 

炎症が起こり、発熱や発疹が出たり、
関節の痛みがひどく
日常生活に支障が出たりします。

 

膠原病は早期発見により、
症状の進行を抑えることができ、
治療にかかる負担や時間が軽減できます。

 

風邪をひいたときに鼻水や咳など、
初期症状というものを

 

経験することはよく知られていますが、
膠原病にも、初期症状というものがあります。

 

ただ、風邪などの感冒の症状と間違えやすく、
膠原病と分からないままに過ごしてしまい、

 

気づいた時には症状が
悪化してしまっている場合もあります。

 

気を付けたい膠原病の
初期症状の下痢が続く
などについてご紹介します。

 

発熱

 

膠原病の初期症状として、
原因不明の発熱があげられます。

 

人によってはただの微熱と考えてしまう、
37度ほどの発熱が何日も続くことが

 

多いのですが、午前中だけ発熱したり、
多少熱があって体がだるいと感じる程度で、

 

風邪の場合の発熱と少々
異なる場合が多くなっています。

 

微熱ではなく、38度以上の
高熱が続く場合もあります。

 

関節痛

 

酷い熱を出したときに
関節が痛むことがあります。

 

膠原病の初期症状としての
痛みはこういった痛みに似ていて、

 

動かすことで起こるのではなく、
奥から湧き上がるような痛みを感じます。

 

一か所だけが痛むのではなく、
場所が変わって痛むこともあります。

 

起床時に手指の関節がこわばり
動かしにくいこともあります。

 

胃腸の症状

 

胃腸炎と似た症状が
みられることがあります。

 

胸焼けがして気分が悪くなったり、
げっぷが出やすかったり、

 

食べ物に気を付けていても
消化不良を起こしたり、
便秘や下痢が長く続いたりします。

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皮膚の症状

 

身体全体に発疹や赤い
あざのような紅斑があらわれます。

 

特に顔に出やすく、痛みを
感じないものが多いのですが、

 

ひじや足にできる発疹の場合は
痛みをともなうことがあります。

 

リンパ腺の腫れ

 

風邪などの感染症で脇の
リンパ腺が腫れることがありますが、

 

膠原病の場合はそれとは異なり、
あちこちのリンパ腺が腫れます。

 

腫れは酷い痛みを伴うことは少なく、
硬く大きな腫れには
ならない場合が多いです。

 

レイノー現象

 

指先が急に変色することを

 

「レイノー現象」

 

といいます。

 

何色に変わるかはその時々で異なります。

 

紫色や赤色、白色などに
指先が変色することがあります。

 

しびれ

 

手足、または指先などに
しびれがみられる場合があります。

 

血管の炎症による場合が多く、
多発性神経炎と呼ばれ、

 

他の疾患でもみられるため、
膠原病の区別がしにくい症状です。

 

こうした初期症状があらわれても、
最初のうちは風邪などの
感染症と考えがちです。

 

しかし、これらの初期症状が
1週間から2週間以上続き、
改善することがない、

 

または1か月以上続く
というような場合には、
膠原病の可能性が疑われます。

 

単に下痢が続いている、
風邪が長引いているなどと

 

自己判断せず、
医療機関を受診することをおすすめします。

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