膠原病は妊娠で発症するの?

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ここでは、「膠原病は妊娠で発症するのか」についてお話します。

 

膠原病は、妊娠可能な
若い女性に多く見られる病気です。

 

妊娠や出産が引き金となって
発祥することもあると言われています。

 

特に、妊娠の検診での血液検査で
膠原病になる可能性があると言われた場合は、
不安でたまらなくなってしましますよね。

 

そこで今回は、膠原病は妊娠が
引き金で発症するかについて、紹介します。

 

妊娠での膠原病発症の確率

 

抗核抗体の数値が高く、
過去に流産を繰り返した経験のある場合は、
そうでない場合よりも膠原病の確率は高くなります。

 

中でも、全身エリテマトーデス(SLE)や、
抗リン脂質抗体症候群(APS)の
発症率は高いとされます。

 

しかし、必ずしも発症するわけではなく、
発症せずに経過する人も多いです。

 

また、発症する場合は、妊娠後期や
出産直後に生じることが多いです。

 

まだ発症していない時点で、
妊娠の継続は問題ありません。

 

万が一発症してしまったとしても、
定期的に検査を続けて早期発見すれば、
治療である程度は食い止めることが可能です。

 

妊娠中の膠原病発症

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妊娠中に膠原病を発症する人は、
少なくありません。

 

免疫異常や慢性炎症の症状がある膠原病。

 

お母さんだけでなく、
お腹の赤ちゃんも危険に
さらされてしまう場合があります。

 

しかし、だからと言って妊娠を継続できない、
というわけではありません。

 

主治医の先生と相談をしながら、
病気を出産可能な状態まで
コントロールすることは可能なのです。

 

また、妊娠中に胎児に影響の無い薬を
使用することも可能です。

 

妊娠時の膠原病予防

 

膠原病の発症予防として分かっているのが、
紫外線になるべく当たらないということです。

 

特に日中の強い日差しは避けるよう、
その時間帯の外出を避けることが望ましいです。

 

しかし、必ずしも日差しを
避けていられるわけではありません。

 

外出時には、帽子・日傘・手袋などで
紫外線をブロックする、日焼け止めクリームを
使用するなどして対策をしましょう。

 

このように、妊娠が引き金となって
膠原病を発症することは、意外にも多くあります。

 

しかし、だからと言って諦める必要はありません。

 

お腹の子どもの母親として、
医師と相談をして自分に
できることを精一杯やりましょう。

 

無事、出産できることを祈っております。

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