膠原病とは難病なの?

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ここでは、「膠原病とは難病なのか」
についてお話します。

 

あなたは、膠原病という
病気を知っていますか?

 

難病とされる膠原病は、
どのような病気なのでしょうか?

 

また、どうして難病とされているのでしょうか。

 

もし膠原病と診断された場合は特に、
病気について知りたいと考えるはずです。

 

そこで今回は、膠原病とは
どのような難病なのかについて紹介します。

 

膠原病とは

 

膠原病とは、

 

・関節リウマチ
・全身性エリテマトーデス

 

・強皮症
・皮膚筋炎、多発性筋炎

 

・結節製多発性動脈炎
・混合結合組織病

 

・シェーグレン症候群
・顕微鏡的多発血管炎

 

・Wegener肉芽腫症
・アレルギー性肉芽腫性血管炎

 

・過敏性血管炎
・ベーチェット病

 

・コーガン症候群
・RS3PE

 

・側頭動脈炎
・成人スティル病

 

・リウマチ性多発性筋痛症
・線維筋痛症

 

・SAOHO症候群

 

などの病気の総称で、難治性の希少疾患です。

 

免疫力や抵抗力に異常をきたし、
全身のあらゆる臓器に慢性的な
炎症を引き起こします。

 

自分の身体を異物と認識してしまい、
それを排除しようとするのです。

 

膠原病の主な症状

 

病気によって症状は様々ですが、
共通する症状としては

 

・発熱
・関節炎
・全身倦怠感

 

などの全身症状と、

 

・皮膚症状
・筋症状
・各種の内臓症状

 

などがあげられます。

 

膠原病の原因

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膠原病の原因は、
残念ながら分かっていません。

 

そのため、難病と呼ばれるのです。

 

膠原病の発病には、風邪などの
ウイルスや紫外線などの環境因子、

 

遺伝的因子が関係している
と考えられています。

 

しかし、膠原病は遺伝病とは異なり

 

「病気になる遺伝子」

 

が直接受け継がれるのではなく、

 

「何らかのきっかけで膠原病になりやすい遺伝子」

 

が受け継がれると考えられています。

 

しかもそのような遺伝子は
複数あると想定されており、

 

「多因子遺伝」

 

と呼ばれています。

 

また、膠原病は感染する
病気ではありません。

 

膠原病の治療

 

膠原病の治療は基本的に対症療法として、
薬の投与を行うことがほとんどです。

 

主に治療にはステロイド薬が
使用されますが、必要に応じて
免疫抑制薬を使用します。

 

これらを服用して、症状を抑えるのです。

 

膠原病の治療には、
ステロイドが有効とされているのです。

 

一方でステロイドは副作用が強いです。

 

効果があるからこそ、
当然副作用も強くなるのです。

 

リスクと効果を慎重に比べて、
うまく症状をコントロール
していく事が大切なのです。

 

また、収入や疾患に応じて
治療費の公的補助制度があります。

 

膠原病の関連疾患の多くは、
厚生労働省によって特定疾患、
いわゆる難病と指定されています。

 

そのため、申請すると
公費補助対象となるのです。

 

このように、膠原病とは
難病の総称なのです。

 

原因不明の病気なので、
治療は対処療法が主となります。

 

根治が難しい病気なので、
国でも難病と指定されている
疾患が多くなるのです。

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