膠原病とリウマチの違いとは?

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ここでは、「膠原病とリウマチの違い」
についてお話します。

 

あなたは、膠原病という
病気を知っていますか?

 

膠原病と聞いて、頭に浮かぶのが
リウマチという方も多いはずです。

 

どちらも関節に関する病気
というのは分かるけれど、

 

「何が違うの?」

 

と疑問に考える方も
多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、膠原病と
リウマチの違いについて紹介します。

 

膠原病とは

 

膠原病とは、全身の血管や皮膚、筋肉、
関節などに炎症が見られる病気の総称です。

 

膠原病の疾患には、

 

・全身エリテマトーデス
…湿疹の症状がある

 

・多発性筋炎
…筋肉の脱力感、痛みの症状がある

 

・強皮症
…皮膚が指先から硬くなってくる症状がある

 

などの病気があげられます。

 

共通してみられる症状としては、

 

・原因不明の発熱
・原因不明の発疹
・関節の痛み

 

などです。

 

ほとんどの膠原病が、
国の難病特定疾患に指定されており、
一部医療費負担免除の対象となっています。

 

リウマチとは

 

正式名称は「関節リウマチ」と言います。

 

関節リウマチは、膠原病の中のひとつで、
関節の痛みや晴れが特徴的な病気です。

 

血液検査でリウマチ因子が
陽性になる特徴があります。

 

治療では、抗リウマチ薬
などが使用されます。

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非常に診断、治療が難しい病気なので、
もし症状が疑われる場合には

 

早めに専門医に
相談する必要がある病気です。

 

膠原病とリウマチ性疾患

 

関節リウマチは、膠原病のひとつです。

 

しかし、リウマチ性疾患というのは
それ自体に多くの疾患が
含まれている病名です。

 

関節の痛みや炎症などの症状が
見られる病気の総称が、
リウマチ性疾患なのです。

 

膠原病は、自己免疫疾患という
免疫システムに障害が起こる
ことによって生じる疾患です。

 

そのため、リウマチ性疾患の全てが
膠原病と言えるわけではないのです。

 

一方で、リウマチ性疾患は膠原病の
特徴を多く含んでいるので、

 

膠原病はリウマチ性疾患の
1つであると言えるのです。

 

効果的な治療をするためには、
膠原病とリウマチ性疾患の違いを
きちんと認識する事が重要なのです。

 

このように、一般的に言う
リウマチは膠原病の1つなのです。

 

一方で、全てのリウマチ性疾患が
必ずしも膠原病というわけではないのです。

 

もしリウマチ性疾患が疑われる時は、
膠原病に含まれるものなのか
見極めて治療を行うことが効果的なのです。

 

しっかり検査をし、適切な診断、
治療を行えるようにしましょうね。

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