膠原病の治療期間とは?

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ここでは、「膠原病の治療期間」
についてお話します。

 

膠原病とは、難病とされる病気です。

 

膠原病はあるひとつの病気のことを
さすのではなく、共通の特徴を持った
数種類の病気の総称だからです。

 

症状が分かりにくい事が多く、
初期症状は風邪特別が
つかないこともあります。

 

原因不明なので、根治治療が
難しいのが現状なのです。

 

そんな膠原病の治療と聞くと、
どの位の期間を要するのか
気になるところではないでしょうか?

 

そこで今回は、膠原病の
治療期間について紹介します。

 

膠原病の治療

 

膠原病は、自己免疫疾患
であると考えられています。

 

何らかの原因で免疫に異常起こり、
自分の組織や器官が攻撃されてしまい、
炎症を起こすようになるとされています。

 

そのため、膠原病の治療では
その炎症や免疫の働きを抑える
薬が使われることが多くなっています。

 

ほとんどが、

 

・ステロイド剤
・免疫抑制剤

 

となります。

 

ステロイド剤は、
アトピー性皮膚炎などにも

 

使われるように、
強力な抗炎症効果があります。

 

免疫抑制剤では、異常な免疫の
働きを抑えることができます。

 

ただし、これらの薬には
大きな副作用が懸念されます。

 

ステロイド剤を使い続けた場合、
効果が弱まったり、止めると

 

さらなる炎症が起こったり
するようになります。

 

そのため、
更に協力なステロイド剤を
使用するようになるのです。

 

免疫抑制剤の場合には、
正常な免疫機能も抑えられてしまうので、
本来の働きが弱くなってしまいます。

 

その結果、風邪や肺炎などの
感染症にかかりやすくなってしまうのです。

 

このような事があるので、
薬の使用に当たっては、

 

担当医師による慎重な
判断が求められるのです。

 

そのため、どうしても
治療期間は長くなります。

 

膠原病の検査の入院期間

 

膠原病の検査の入院期間は、
病状などによって人それぞれです。

 

そのため、どのくらいの入院期間が
必要かということは、
一概には言えません。

 

それがどのような疾患の
可能性があるのかによっても、
検査内容が変わってくるのです。

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早い人で1週間前後、病状が重く
様々な検査が必要な場合は
数ヶ月かかることもあります。

 

検査入院中に気をつけることとしては、
膠原病は免疫の働きの異常で
起こるものが多いということです。

 

そのため、免疫低下の状態に
なっている人が多いです。

 

入院するということは、同じ膠原病の
疑いがある患者さんと
接することになるのです。

 

入院の際は、他の患者さんとの
病気感染予防などにも
気をつける必要があるのです。

 

膠原病の入院治療

 

膠原病は、原因不明であるために
確実に治せる治療法がありません。

 

そのため、

 

「健常者と同等レベルの生活を送れるようにする」

 

というのが治療の目標になります。

 

膠原病の治療の場合は、
一般的に入院治療ではなく、

 

ステロイド剤と免疫抑制剤を
服用する通院治療となります。

 

しかし、これらの薬を服用する際に
注意点がいくつかあります。

 

長期間、大量に服用し続けた場合、
副腎皮質がホルモンを
生産しなくなる可能性があります。

 

副腎皮質ホルモンを
生産しなくなる可能性があるのです。

 

もし副腎皮質ホルモンを
作らなくなってしまった場合、

 

急にステロイドを使用中止した時に
ホルモン生産が
間に合わなくなってしまいます。

 

これを避けるために、
最初は大目に服用し、徐々に

 

減らしていく方法で
服用をしていくのです。

 

また、これらの薬は
免疫機能を低下させてしまいます。

 

そのため感染症を引き起こす
可能性が高まるのです。

 

通院治療をしていく中で注意することは、

 

・人ごみを避け、マスクを着用する
・こまめに手洗いうがいをする

 

・睡眠時間をしっかりとる
・体温調節をきちんと行う

 

という点が挙げられます。

 

このように、膠原病の治療期間は
長期にわたる事がほとんどなのです。

 

そして治療は、ほとんどの
場合通院治療となります。

 

難病で根治治療法が確立していない膠原病。

 

日常生活を普通に送れるように、病気と、
治療と長く付き合っていく必要があるのです。

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